ヴァナ昔話 ~食事革命02~

古き時代のヴァナを追体験する15周年エミネンス・レコードから、当時を振り返ってアレコレ。
今回は、「食事革命02」。



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冒険者の食事と言えば?
そんな質問に「スシ」と共にノミネートされるのが「山串」ではないでしょうか。

ミスラ風山の幸串焼、略して山串。
名称も略称も実に語呂が良い。

山串は冒険者の主食となった最初の食事でしょう。
それ以前も食事をすることはありましたが、「飯食ってがんばるぞ!」「うわー茹でた孫くったーw」のようにロールプレイの一助やネタとして扱われるのが主で、その効果を目的としたものでは無かったと記憶しています。

その程度の認識だった食事を、主食と呼べるまでに押し上げたのが山串でした。

体感でハッキリ分かる効果は需要を生み出し、需要は利益と共に材料の供給も促進する。
合成をやっていなかった私にとって、ゲーム内で経済活動めいた何かが行われていると実感させてくれる出来事でもありました。
ソロムグへコカトリス狩りに行って返り討ちにあったり、ゴブリンからたまねぎを奪ったりしていましたねw


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※2012年ヴァナ★フェス「ララブのしっぽ亭」メニューより。


これだけメジャーな要素になってくると、いろんな人が出てくるものでして。私の居るサーバーには、ジュノ各層でシャウトを行い山串を売り歩く、「山串屋」なるプレイヤーも登場。
レベル上げの希望を出しながら山串屋さんのシャウトを聞いて買い足しに行く。時には一言交わしたり、お辞儀をしたり。
文化と言うと大袈裟ですが、そのサーバーならではの定番と呼べるような事象を生み出していたと思います。

そんな山串屋さんも、ジュノバザーの関税やスシの登場によっていつの間にか見なくなっていました。
特に親しくしていたわけではないのですが居なくなると寂しいもので、今でも競売で山串を見るたびに「もっとたくさん買って、もっといろいろ話しておけばよかったな」と、ふっと考えることがあります。
ひとつの食事が生み出した認識の変化と、それに伴う経済活動や文化のようなもの。
今考えると、こういった事がMMOらしさのひとつだったのかもしれませんね。
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コメント

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りがみり

Re: No title
非公開コメントさんへ

それも懐かしいですね!
結構メジャーだと思うので、エミネンでも扱われるかも?
非公開コメント

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りがみり

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