ケアルヘイトに関して、分散する可能性の指摘をいただいたので調べてみました。

前提条件
- 対象はWajaom Tiger
- ナイトマスター
- サポ戦
- メリポ敵対心+3
- ファーストタッチヘイト無し(絡ませ)
- シグネット系の影響無し
- 常時被ダメ0
- ロイエダメージでヘイト量を計算
手順
- 絡ませ(複数)
- 全てに挑発(累積1/揮発1800)
- HP増減ケアル
- 時間経過による揮発0化
- 抜刀ロイエ
※比較するため
前回のケアルヘイト記事と同一条件、同一手順にしてあります。違いは敵の数だけ。
虎の数 | ロイエ1 | ロイエ2 | ロイエ3 | ロイエ4 |
---|
1 | 68 | - | - | - |
2 | 33 | 33 | - | - |
3 | 22 | 22 | 22 | - |
4 | 16 | 16 | 16 | 16 |
HP増減ケアルの代わりにパリセードを使った場合。
虎の数 | ロイエ1 | ロイエ2 | ロイエ3 | ロイエ4 |
---|
1 | 357 | - | - | - |
2 | 357 | 357 | - | - |
3 | 357 | 357 | 357 | - |
4 | 357 | 357 | 357 | 357 |
考察
ケアルヘイトはリスト入りしたモンスターの数によって分散することがわかりました。
モンスターの数が増えれば増えるほど被弾も増え、それに比例する形で回復ヘイトが上昇してしまうと工夫の余地すらなくヒーラーがタゲを取り戦闘不能になってしまう。そんな出口の無い状態を防ぐ目的があると考えられます。
いつからこの仕様になっているのかはわかりません。現ヒーラーのケアルヘイトの低さや盾のヘイト維持能力の高さなどを考慮すると、最近追加されたものではなく初期からある仕様なのではないでしょうか。
なぜこんな重要な事が今まで知られて来なかったのか…。(私が知らなかっただけ?)
今でこそ複数体を相手にする戦闘は珍しくありませんが、昔は基本的に1体を相手にする戦闘ばかりでした。そのためケアルヘイト分散の可能性ついて考える必要すら無かったのかもしれませんね。
ここで気になるのは、基本ヘイト固定値のケアルVやVIも分散するのか?ということ。
協力をお願いして調べてみました。

虎を絡ませてから、全てに挑発→ランパート→揮発抜き→30秒置きにケアルV。
結果は、1匹の場合も3匹の場合もケアルV6回で白に張り付きました。
これはヘイト分散していないことを示しています。
ヘイト分散の仕様を正確に書くなら、
回復量依存のヘイトはリスト入りしたモンスターの数によって分散する。
こうなります。
多くのモンスターを同時に相手する場合は、ケアルIV以下をメインに使うとヘイトが分散しタゲと取り難くなり、ケアルVやVIをメインに使うと全体に大きなヘイトを残しタゲを取り易くなります。頭の片隅に置いておくと役に立つことがあるかもしれません。
コメント
ss4
2017/10/25 URL 編集
りがみり
2017/10/26 URL 編集
うま
知らない事たくさんありますよね
驚きました
2017/12/20 URL 編集
りがみり
今後も戦闘スタイルの変化が新たな発見へ導いてくれるかもしれません。
2017/12/21 URL 編集