今日でFINAL FANTASY XIも15歳。
想うことを書いてみます。
15年。
ひとつのオンラインゲームのサービス期間としては、とても長いものです。
MMO黎明期にサービス開始され、全盛期を駆け抜け、衰退期にもしぶとく生き残り、現在も尚更新継続されるFF11。
日本のゲーム史上に残ると言っても過言ではありません。
今年はFFシリーズ30周年でもあり、その半分をFF11が占めていることになります。
ニコニコ生放送内で紹介された、FFの生みの親である坂口博信氏からのお祝いメッセージでも、「FFの歴史は11の歴史といってもいいのではないか」と語られていました。

お祝いのメッセージですから、ある程度のお世辞が含まれているのは確かです。
ですが、シリーズの中でこのお世辞を獲得できるタイトルはそうそうないでしょう。
長いサービス期間の中で、誰が関わり、何が起こり、何が残ったのかという膨大な情報は、正に歴史と呼んで差し支えない厚みがあると感じます。
その歴史の中で起こった様々なことは、成功も失敗も含めて全てが日本のゲーム業界にとって大きな宝であり、どうかそれを大事にしてより良いものを作ってもらいたい。
そう願わずにはいられません。
そしてそれはスクエアエニックス社だけでなく、FF11に関わってきた多くの人々が成せることだと信じています。
私は合計で3年ほどプレイできなかった期間がありますが、比較的長くプレイしてきた方だと思います。
実に様々なことがありました。
オンラインゲームは少なからず人と関わります。
それが10年以上ともなると、それぞれの人の節目や生死までもが介在してきます。
腹を抱えて笑うこともあれば、いつの間にか泣いていることもありました。
そういったいろんな想い出がゲーム内の風景や音楽などに溶け込んでいて、期せずしてそれらに触れるとふっと浮かび上がって来るのです。
現役で長年プレイしているとそんなことがそこら中にあって、元来怖がりな私はそういったものをできるだけ受け流すようにしてきました。
嬉しい想い出は、ときどき悲しい想い出とセットになっていることがあって、その悲しい部分に行き着いてしまうのが怖いのです。
しかし受け流していてもやはり心のどこかに引っかかってしまい、それがある種のスパイスのように作用して私をつなぎとめている気がします。
プレイ期間が短くても、引退していても、ヴァナに何か置いてきたような感覚を持っている人は多いのではないでしょうか。
サービスを長く続けるということは、いろんな人の想いをそこに溜め続けているということなのかもしれません。
これからも様々な人の想いを受け止められるようなFF11を期待しています。
・・・うーん。
お祝いの記事のはずなのに、なんだか湿っぽくなりましたw
としのせい、としのせい。
サービスを続けるにはゲームとして面白くなくてはなりません。
機材劣化などの不可避な問題をかかえつつも、面白いものを作る姿勢を崩さない開発陣をこれからも応援していきます。
最後になりましたが、
FINAL FANTASY XI 15周年!
おめでとうございます!
15周年ということで、ゲーム内では様々なイベント開催中。
当ブログでは、PC版サイドバー最上部・スマホ版記事リスト下にイベント情報へのリンクを張っています。
手前味噌になってしまいますが、復帰者の方には以下の記事も参考になるかもしれません。
お時間よろしければ御一読ください。
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