3月VUで追加された王将の軍手について考えてみました。

王将の軍手 Rare Ex
防116 HP+182 MP+29 STR+40 DEX+40
VIT+30 AGI+20 INT+30 MND+30 CHR+30
命中+45 回避+41 魔回避+48 魔防+2 ヘイスト+4%
命中が低いほど攻撃回数アップ
Lv99~ 戦モ暗侍か <Itemlevel119>
「命中が低いほど攻撃回数アップ」とは、命中率60%以下のとき2回攻撃になるというもの。(もぎヴァナ情報)
命中率60%に調整できたと仮定した場合、
1回以上攻撃が当たる確率は84%
2回とも攻撃が当たる確率は36%
1回だけ攻撃が当たる(外れる)確率は48%
2回とも攻撃が外れる確率は16%
になる…はず。
100ターン攻撃すると、36x2+48=120回攻撃が当たることになります。
これを命中率95%のときのDAに換算すると、おおよそ26%。
つまり、命中率60%のとき
命中率95%でDA26%にしたのと同じ効果を見込めることになります。
ここで気をつけなくてはならないのは、これをそのままDAとして扱ってはいけないということ。
常に2回攻撃が出ている状態なので、ここに更にDAを+しても効果は見込めません。
複数回攻撃はマルチアタックの後の判定になるので、TAやQAは効果が見込めます。
現在、マルチアタックに恵まれない暗黒でも命中1200程度を確保したまま両手剣6振りDA+60%以上にするのは可能であり、
軍手を利用するには命中1130程度でこれ以上の効果を見込めるだけのSTP、TA、QAを+していかなくてはなりません。
TA、QAは装備も少なく現実的ではないため、実際にはSTPによる振り数調整が必要になってくるでしょう。
6振りDA60%だと、平均3.75振り。
5振りDA26%だと、平均3.97振り。
4振りDA26%だと、平均3.17振り。
両手剣暗黒の場合、命中率60%4振りに調整することで軍手を効果的に扱えることになります。
まだ計算できていませんが、命中やマルチを犠牲にするなら4振りは可能なラインかな?
ですが、これを実現できたとしてもWSは弱くなってしまいます。
通常攻撃の場合は、2回攻撃の内1回目の攻撃と2回目の攻撃が持つ意味は同じですが、
単発WSの場合は、1回目の攻撃を外した時点でダメージの大幅な低下は避けられず、
全段倍率有効な多段WSの場合でも、2段目までしか複数回攻撃が乗らない仕様のため、3段目以降は命中率60%の1回攻撃を繰り返すことになります。
WS初段には命中+100ボーナスがありますが、これは軍手だけにあるボーナスでは無いため、命中+70分のステータスブーストが疎かになり、WSダメージも落ちることになります。
昨今の戦闘におけるWSダメージ(と連携ダメージ)比率は非常に大きく、それが落ちてしまっては平均3.17振りも額面どおりの価値にならないでしょう。
以上を踏まえると、問題点が3つ浮かび上がってきます。
- 命中率60%調整の困難さ
- DAの無価値化
- WSダメージの低下
これらの問題が解決しない限り、軍手を利用するのは難しそうです。
複数回攻撃の発生率がリニアに変化するのであれば、命中率60%~94%の間を補う装備として利用価値を見出せますが…。
取得できた人の検証待ちですね。
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コメント
タルに小判
そういう所は抜け目ないと思う。。。
2017/03/23 URL 編集
通りすがり
人間て不思議ですね~~(*'-')
2017/03/24 URL 編集
りがみり
複数回攻撃は、通常のみのものとWSにも乗るものの2種類があるので、軍手がそのどちらに分類されているかですね。
2017/03/24 URL 編集
りがみり
人間は不思議に満ちているのです。
2017/03/24 URL 編集
-
某が一番有用に使えるので軍手ロットするでござる^^
2017/03/25 URL 編集
りがみり
残心のある侍が一番上手く扱えるでしょうねw
2017/03/25 URL 編集