ある日のこと。



Ｈ嬢「ぎぃやああああああああああ」

静かな夏の夜を切り裂く茶色い黄色い悲鳴。

りが「え」
Ｈ嬢「やべえ鼻血出そう」
りが「えぇ！？」
Ｈ嬢「うちのゲレゲレやべえよ見て」
りが「う、うん…」



りが「子クアールか、かわいいねｗ」
Ｈ嬢「でしょ？うちのゲレゲレやべえ」

「猫かわいい！猫飼いたい！」と言いつつ何故か犬を買ってきたＨ嬢は、猫コンプレックスを抱えています。



りが「でもこれなんで腰グーン！ってなってるの？」
Ｈ嬢「なでなでされやすいように」
りが「そうかｗ」

Ｈ嬢「もり（←犬の名前）は」
りが「？」
Ｈ嬢「卑屈な目をしている」
Ｈ嬢「愛せない」
りが「なんでよｗ」
Ｈ嬢「瞳の奥に闇を抱えている」
りが「闇ってなんなのｗ」
Ｈ嬢「いつか恐ろしいことをしそう」
Ｈ嬢「そんな目をしている」
Ｈ嬢「一方ゲレゲレは、愛されている」
りが「そう…ｗ」
Ｈ嬢「陰と陽」

ゲーム内のモンスターと比較される犬って一体…。
その犬を一番可愛がってるのはＨ嬢なんですけどね。


次の日。



もう増えてた。