公式よりFF11プロデューサーの交代が発表されました。
松井聡彦氏から藤戸洋司氏へと引き継がれます。

なぜ交代?
松井さんはFF11プロデューサーを定年まで続ける意向を示していましたが、サービス継続の見通しも立ち、20周年も無事迎え、自身のプロデューサー就任から丁度10年が経過したそんな折に、藤戸ディレクターからプロデューサーの役目を引き受けたいとの申し出を受け、交代が決まったようです。
この辺りの詳しい事情は二人にしか分からない事だと思います。
個人的にはもう少し松井さんにプロデューサーを続けて欲しかったのですが、個人の事情ではなくFF11を取り巻く環境で交代を決めたのであれば、それが本来在るべき姿かなとも思います。
松井プロデューサーの10年を振り返る
2012年8月に、前任の田中弘道氏から引き継ぐ形でプロデューサーに就任されました。
そこからの10年は主だったものだけでも、フェイスの実装、アドゥリンの魔境実装から完結、IL制の導入、RMEの凋落と復活、PS2版のサービス終了、ヴァナ・ディールの星唄実装から完結、エンピリアンウェポン実装などがあり、各種利便性の向上やコンテンツの追加、ジョブ調整等も繰り返し行われてきました。
今現在我々がFF11を楽しむ上で前提になっている多くのシステムやコンテンツ、それらはこの10年に作り上げられたと言っても過言ではありません。
10年もあったのだから当然だと言われれば当然ですが、大きな時代の変化を時に受け入れ、時に逆らい、温故知新を体現し続けた結果の今だと思います。
プロデューサー就任から星唄完結時期まで松井さんは「どのようにFF11を終わらせるか」を考えられていたように感じます。
FF11サービス開始前から中核を成して来た松井さん。それは20年以上携わってきた者の義務感、完成のないゲームを何らかの形で完成させようとする開発者としての執念のようなものだったのかもしれません。
しかしここ数年では、いつでも帰って来れるヴァナ・ディールを掲げ、「どのようにFF11を継続させるか」に重きを置いていたと認識しています。新たなコンテンツや調整を繰り返し黒字運営を維持し続けた結果、スクエアエニックス社のオンライン事業部を束ねる吉田直樹氏からFF11のサービス継続を言及してもらうまでに至った事は、一人のFF11好きとしてこの上ない功績だと思っています。
松井プロデューサー、10年間お疲れさまでした。
松井さん、20年間本当にありがとうございました。
今後どのような形でFF11に関わるのかはまだ分かりませんが、FF11と言えばやはり松井さんですから、ヴァナを、冒険者たちをこっそり見ていて欲しいです。
藤戸プロデューサーと今後のFF11
後任は藤戸さんです!
藤戸さんもFF11生き字引の一人ですし、功績もたくさんあるディレクターですから安心ですね。
その作品をよく知らない人が鳴り物入りでプロデューサーに就任して雰囲気がガラッと変わってしまう事もあります。特に20年もの長い歴史あるFF11だと1~2年勉強してもプレイヤーを納得させる知識は得られませんから、そういった面でも安心感のある人選と言えるのではないでしょうか。
当然ながらディレクターとプロデューサーでは業務内容も変わってくるでしょう。慣れるまで今まで以上に大変だと思いますが頑張って貰いたいです。
藤戸さんからは早速2023年度の計画について幾つか説明がありました。
・アンバスケードの更新
・プライムウェポン強化
・マスタートライアル
開発規模は縮小するようですが、その辺の詳細についても直近のもぎヴァナで説明があると思います。
何にせよ…プライムウェポンはよ!!
詳細はもぎヴァナで
3月29日(水)に第65回もぎたてヴァナ・ディールが放送されます。
プロデューサー交代についても説明があると思われますので、詳しくはそちらで確認しましょう。
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