もはやグランドマスター記事なのかiPhone記事なのか分からなくなりつつありますが、iPhone6初期不良対応の顛末を書いてみようと思います。
――新品iPhone6のホームボタンが効かない症状を確認した次の日。
早速アップルサポートセンターに電話をかけてみました。
音声「こちらではiPhone6の操作説明や問題解決のアドバイスをさせていただいております。やり取りはサービス向上のために録音させて頂きますので御了承ください。」
という旨の音声ガイダンスの後、オペレーターに繋がりました。
オペ子「お電話有難う御座います。このお電話はわたくし○○が責任をもって担当させて頂きます。」
症状とシリアルナンバーを伝え受付番号を受け取ると、
オペ子「御購入頂いたばかりでこのようなことになってしまい申し訳御座いません。しかしご安心ください!わたしくが責任をもって対応に当たらせて頂きます!」
なんだかいかにも新人という感じでただたどしい。
オペ子「お調べしましたところ、お客様のiPhoneはVer9.0になっておりますが、このヴァージョンでは各種不具合が見つかっておりまして」
オペ子「この不具合はOS部分、ええと…機械の脳みその部分に不具合があるということでして」
脳みそってw
りが「そうですか」
オペ子「あ、でも安心ください安心して頂いて」
謎の安心連呼。
オペ子「一度wifi環境下でヴァージョンアップを行って頂いて症状の改善がないか確認して頂いてもよろしいでしょうか?」
りが「わかりました」
一度電話を切り、言われたとおりOSのバージョンアップを行いましたが、相変わらずホームボタンは無反応。
作業に30分ほどかかり、再度電話をしようとしたときには受付時間外になっていました。
――後日。
オペ男「お電話有難う御座います。このお電話はわたくし○○が責任をもって担当させて頂きます。」
受付番号と改善が無いことを伝えると、
オペ男「なるほど、御購入いただいたばかりで大変な御不自由を与えてしまい申し訳御座いません。しかしご安心ください。本日はわたくしが責任をもって対応させて頂きます。」
りが「はい、おねがいします」
オペ男「おそらく機器の不具合と思われますので、一度こちらのセンターにお送り頂いてからの無償修理ということになるのですが…」
りが「修理ですか」
オペ男「はい~」
りが「修理だと時間がかかりますよね?買ったばかりなのですが交換対応はしていただけないのですか?」
オペ男「わたくし共の方では修理というご提案しかできないことになっておりまして…」
りが「そうですか、修理にはどれくらいかかりますか?」
オペ男「お客様のお手元を離れてから1週間から10日をみていただければと…」
いっしゅうかんからとおか!?りが「長いですねw」
オペ男「iPhoneの生産自体が追いついてない状態でして、工場のほうが…」
そんなに売れてるのかiPhone6。
自分の周りではH嬢くらいしか使ってないんだけどなw
オペ男「長期間お手元から離れることになりますので、御契約の携帯電話会社様に代替機の貸し出しを行って頂いてから再度お電話を頂いてもよろしいでしょうか?」
りが「わかりました。」
今度は携帯電話会社へえっちらおっちら。
ショッピングモールの一角にある窓口へ向かうと、【本日はお休みなので、うんぬんかんぬん】という手書きのポップがぽんと置かれているのみ…。
うまくいかないときはトコトンうまくいかないものですね。
半笑いでそのポップを眺めていると、隣のブースに居る別の携帯電話会社の兄ちゃんが、
au兄「あ、そちらは今日おやすみですよーw」
りが「そう、みたいですね」
au兄「ええw」
りが「こちらで代替機の貸し出しをしているかどうかわかります?」
au兄「あー、ここじゃやってないっすよーw」
りが「そうですかw」
2人暫し半笑いで手書きのポップを眺める。
りが「では、ご親切にどうも~」
au兄「あー、いえいえーw」
――更に後日。
オペ雄「お電話有難う御座います。このお電話はわたくし○○が責任をもって担当させて頂きます。」
受付番号と代替機が借りられなかったことを伝えると、
オペ雄「そういうことですとちょっとわたくしの方では対応できかねまして…」
りが「そうですか…」
オペ雄「ご安心ください。上のスペシャルチームの者に相談して参りますので、3分ほど保留でお待ちいただいてもよろしいでしょうか?」
りが「はい」
オペ雄「申し訳ございません。」
保留音でしょうか、音割れした謎の洋楽が流れてきました。
それを聴き続けること2分。
オペ雄「りが様、お待たせして大変申し訳ありません。」
りが「はい」
オペ雄「わたくしスペシャルチームの方に直接出向いて参りますので、10分ほどお待ちして頂いてもよろしいでしょうか?」
りが「はい」
オペ雄「申し訳ございません。」
君はさっき何しに行ったんだい?w
またしても流れる音割れした謎の洋楽。
それをしばらく聴き続けていると…。
オペ雄「りが様お待たせしました。」
りが「はい」
そして現れるスペシャルチームという謎の組織。
スペ郎「お電話代わりました。わたくしスペシャルチームの○○と申します。」
スペ郎「この度は大変なご迷惑をおかけし今一度わたくしからもお詫びさせて頂きます。申し訳御座いません。」
りが「はい、それであの…」
スペ郎「わたくしの権限でりが様に納得の頂ける対応をとらせて頂きますので、どうぞご安心ください!」
でた、「ご安心」。
社内マニュアルに安心連呼が義務付けられているのでしょうか?
如何にも米国企業らしいですね。
そういえば先日観たハリウッド映画で主人公が「安全や安心を連呼する奴は信用するな」と言っていましたっけ。
スペ郎「こちらで代替機を貸し出して貰える店舗を検索してみますね。」
そもそも代替機でFFGMがプレイできるのでしょうか?
基本的に代替は一昔前の中古品というイメージがあり、それでプレイができるとは思えません。
しかし、いい年したおっさんがゲームするために機種変更しましたとも言いにくく…w
りが「あの、代替機って基本的に通話とメールのみですよね?」
スペ郎「は?はい、そうですね。店舗によってはiPhoneを貸し出すところもありますが、そうでない場合はそうなりますね。」
りが「それだと代替機があってもしょうがないので、修理の方を急ぎ処理してもらってもいいですか?」
スペ郎「は、はい!承知致しました!」←なぜか嬉しそうw
発送手続きの説明などが一通り終わると、
スペ郎「既に3日お待ち頂いてる状況ですし、わたくしの権限で工場に着き次第急ぎ処理を行うよう支持いたします。」
りが「お願いします」
スペ郎「それと、これは通常の対応とは異なるのですが」
りが「はい?」
スペ郎「りが様には大変なご迷惑をおかけしたお詫びの気持ちとしてわたくし個人から粗品をと考えております。」
賄賂キター!www←ちがうw
スペ郎「こちらにありますiPhone6用の保護フィルムの中から一番良いものをお送りさせて頂きますがよろしいでしょうか?」
りが「はい、ありがとうございます」←お礼言うとこちがう
スペ郎「!?いえいえ、こちらこそ対応にご満足いただきありがとうございます。」←まさか礼が飛び出してくるとは思っていなかった様子
なんだかお互い慣れない事している空気が漂ってきたので、事務的内容に終始して早々に電話を切りました。
スペシャルチームとは一体なんだったのか…。
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