FINAL FANTASY XI 19周年おめでとうございます!毎年この日はお祝い記事を書いているのですが、今年は引退された方、休止中の方、復帰を考えている方、そして19年も続くMMOに興味を持たれている方へ向けて書かせてもらおうと思います。

1つのオンラインゲームがリメイク等も無く19年もの間サービスを続けている。
そう聞いて誰もが思う疑問は「なぜそんなにサービスを続けられるのか?なぜそんなに1つのゲームをプレイし続けられるのか?」ではないでしょうか。
これには様々な要因が絡んでおり、それについては既に何度も書いてきたので、ここではFF11をよく知らない人ゲームにそこまで詳しくない人にも端的に分かりやすく答えてみようと思います。
「今でも新ストーリー、新コンテンツ、新装備が追加され、ジョブ調整も実施されているから」
そう、FF11は19年経った今なお変化と成長を繰り返しているのです。数年以上前に引退した人が今復帰したなら、その変化にきっと驚く事でしょう。
常に変化し続けるのがオンラインゲームの魅力。しかし19年もの間それを実現し続けた例は殆ど見られません。FF11は魅力的な基本システムと世界観に支えられ変化と成長を続けており、それは少なくとも20周年まで続く事が黒字運営に裏打ちされた経営判断として約束されています。
変化や成長は時として元来の魅力を損なう事があるものです。
カンフル剤的な大きな変化がゲームにとどめを刺してしまう事も少なくありません。
しかしFF11にはそういった出来事が無かったのです!…と書きたい所ですが、19年もサービスを継続している訳ですから当然そういった事も何度かありました。ですが、その度に当時の開発の方々は方向性の修正などを加え、FF11がFF11らしくあるための今を繋ぎ続けてくれています。
絶対に間違いを犯さない事は誰にもできません。ゲームの開発運営にしてもそうです。大事なのは修正できるかどうか、その判断をできるかどうか。FF11はそれが出来ているからこそ、今もこうしてサービスを続けながら変化と成長を繰り返せているのだと私は考えています。
藤戸:ストーリー展開については、ヴァナ・ディールのいろいろなところにまだ触れられていない話や設定が転がっているので、それらを順番に拾っては語りつつ、あの3人組(※)って何なの? という部分も深堀りしながら、だんだんと佳境に入っていきます。いま三国に加えて北方の地域も絡み始めていますが、当然そこだけでは終わりません。バージョンアップが行われると“蝕世のエンブリオ”の特設サイトにも更新がかかるのですが、そちらで「えー! こっちにも広がるの?」という情報も出てくると思うので、合わせてチェックしてもらいたいですね。
ファミ通.com 19周年インタビュー記事
より抜粋
こちらの記事にもあるように、19年経った今でも触れられていない話や設定が転がっています。
それだけ世界設定が広く深く練り込まれている証左であり、各物語の中心をなすエリアやキャラクターはもちろん、街中の1NPCにまで設定が積み上げられているのです。これもまた19年という月日の積み重ねがあるからであり、今から新たにヴァナ・ディールに匹敵するような規模の世界設定を創り出す事は容易ではないでしょう。
FF11のようなゲームをプレイしたいなら、FF11をやるのが一番確実と言えます。
──とても楽しみです。さて、コンテンツについてはいかがでしょうか?
藤戸:コンテンツについては、ちょっとずつ世界に影響が出ていることを表現するような“変化”が起こり始めます。大規模なコンテンツが実装されるわけではないのですが、「おや、なんか増えたぞ……」という感じで、その変化と連動したバトルを経ることで、ストーリーとのつながりを感じさせるものになっています。これは一気にドッと入るようなものでもなく、「増えてきた、増えてきた、なんだ? なんだ?」という感じで増えていきます。
──ストーリーの展開に合わせて、“何か”が増えていくと?
藤戸:そうですね。大規模ではないにせよ、「雰囲気が変わってきたな」というところを味わっていただけたらいいかなと。
──確認ですが、いずれは大規模なものも入るんですよね?(笑)
藤戸:いま具体的にお話しできることはないのですが、計画はしています。
ファミ通.com 19周年インタビュー記事
より抜粋
こちらのインタビュー記事からもわかるように、これからもコンテンツが追加され続けます。
一昨年から繰り返し行われてきたジョブ調整の結果、FF11の歴史上かつてない程の良好なジョブバランスとなった今、コンテンツで活躍するジョブは一様ではありません。いろんなジョブがいろんなコンテンツで活躍しており、今後追加されるコンテンツでもそれは変わらないでしょう。
現在進行中の新ストーリー「蝕世のエンブリオ」では最強武器群の1つであるレリックウェポンの色違いを装備した獣人も登場していますが、近い将来コンテンツを通してそれがプレイヤーの手に…?

どうでしょうか。FF11にもっと興味が湧いて来ませんか。
インタビュー記事内にもあるように、復帰あるいは新規で始めるなら20周年へ向け様々な変化が起こる今がベストだと私も思います。
いつか時間が出来たら戻りたい…そう考えているなら、ステイホームが呼びかけられている今がそのチャンスかもしれません。
ソロでも充分遊べるようになっていますし、もし忙しくなって再び引退を余儀なくされても、そのときはまた休止すればいいのです。
ヴァナ・ディールはこれまでもこれからも私たちを待ってくれています。
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コメント
通りすがり
2021/05/16 URL 編集
りがみり
今後もFF11の盛り上がりの一助になれるよう頑張らせていただきます。
2021/05/16 URL 編集