侍の連携の作り方、考え方

侍は連携に特化したアタッカージョブです。
その連携の幅は広く様々な方法論があると思いますが、ここでは私が考える侍の連携方法論を書いています。


不動





基本は花車、照破、不動


マクロ
九之太刀・花車(核熱/収縮)、十二之太刀・照破(分解/収縮)、祖之太刀・不動(光/湾曲)。
この3つだけで様々な連携を発せさせることが可能です。

不動→不動で光
花車→照破で光
花車→照破→不動で光>光
照破→花車→不動で光>光
不動→花車→照破→不動で核熱>光>光
照破→不動→花車→照破→不動で湾曲>核熱>光>光


ここまで書くと何となく分かる思いますが、花照不どこから始めてもこの三種だけで連携を繋ぎ様々な光〆をする事が可能です。これを言い換えるなら「どこで途切れても直ぐにリカバリーに移れる」という事にもなります。

侍のWSはその多くが単発WSであり、WS初段の命中ボーナス+100を利用する事で一段上の火力を実現できるわけですが、どう頑張っても5%はミスしてしまいます。
ミスに気付かず次のWSまで撃ってしまった、他の誰かとWSが被ってしまい連携が途切れてしまった、そういった時でも花照不花…という流れで繋がる事を頭に入れておけばトスから再構築する必要はなく、瞬時に次の連携に移る事が可能です。

ミスやWS被りの状況を瞬間的に把握し行動の修正を行えるようになったら(具体的には2連携目の受付時間である9秒以内に状況の把握とWS選択とマクロ発動を終える)、自由自在に連携を繋げられる感覚を実感できると思います。
そこまで到達出来たら、陣風や乱鴉などを絡めた連携も視野に入れていきましょう。

乱鴉→不動で闇
陣風→照破→不動で重力>闇
陣風→照破→照破→花車→不動で重力>分解>光>光
陣風→照破→照破→不動→花車→照破→不動で重力>分解>湾曲>核熱>光>光



即撃ち連携と溜め撃ち連携


こちらは花車→照破(TP1095)の光連携。
ff11sam57.jpg

こちらは全く同じ装備同じ支援の花車→照破(TP1911)の光連携。
ff11sam58.jpg

このようにTPダメージ修正のWSを即撃するか溜め撃ちするかは、全くの別ものとして捉える必要があります。

照破

即撃ち2連携だと少し残るが3連携だと過剰…といったケースでは、2連目でモンスターから特殊技を使われる事が多く(特殊技発動のTP量は残HPに依存するため)、溜め撃ち2連携を利用する事で倒す速度と安定性が向上します。
シャイニングワンと与一の弓を装備して行う、南無八幡→溜め撃ちインパルスドライヴは侍にとって強力な闇連携にもなるので、覚えておいて損はないですね。

即撃ち3連携と溜め撃ち2連携どちらもでも良い場合は、積極的に溜め撃ち2連携を選ぶようにしましょう。
これはWSの硬直時間の差(3連携は硬直2回で計4秒、2連携は硬直1回で計2秒)によるもので、僅か硬直1回分の差であっても何度も繰り返せば大きな差となって現れてくるからです。
また、即撃ち3連と溜め撃ち2連を比較する場合、その合計TP量は後者を硬直1回分=2秒間の通常攻撃で得られるTP分多く見積もる必要があります。

即撃ち2連携でレベル3連携を決め、ギリギリまで溜めた3連目でもう一度レベル3連携を出す方法は現状最も効率的な連携ダメージの出し方となります。侍ソロなら花車→照破→溜め撃ち不動。
童子切安綱を持っているなら、花車→溜め撃ち照破(TP2000以上)→不動の極光〆も強力です。
ff11sam59.jpg


戦闘時の立ち位置


敵の前方から横に45度程度開いた位置に立ちます。
これは正正堂堂の効果を得つつ、前方直線範囲の特殊技を回避するためです。
雑な図で申し訳ないですが、上から見るとこうなります。
侍の立ち位置
前方直線範囲の特殊技としては、モノセロス族のライトニングスピアや鉄巨人族のバリスティクキックなどがあります。


PTでのアドリブ連携


アドリブ連携とは、事前に取り決めた連携を行うのではなく、その都度適したWSで連携を発生させていく手法の事です。
知識と経験両方が必要になりますが、対多数と戦う混戦コンテンツ、エリア進行コンテンツなどでは大きな力を発揮します。連携に特化した侍にとっては必須とも言える手法です。

一見すると難しいアドリブ連携ですが、他者のWSを花車、照破、不動に置き換える事で適応できるようになります。
つまり他者が使用するWSの内、核熱を含むWSは花車として、分解を含むWSは照破として、光または湾曲を含むWSは不動として置き換える事で、先に述べた基本に嵌めこむ事ができるのです。

花車

ここで陥りがちなのは、自分がアドリブで〆ようとするあまりTPを無駄に余らせてしまう事。
TP速度の速い侍は特にこの状況に陥りやすいですから、アドリブでトスを出すという方法も視野に入れる必要があります。
例えば片手剣を持ったコルセアと同じ敵を殴っているなら、相手のTPが溜まる前に花車を置いておきましょう。すると、花車→サベッジ→不動、または花車→レデン→不動、といったアドリブ連携を成立させる事が可能となります。

特殊なものとして、分解/湾曲の両方を含むWSは闇〆できないというルールが存在しますので、乱鴉でアドリブトスを出すと闇〆を演出できず、よくて花車による光〆となってしまうので注意が必要です。

状況をよく見る


連携に慣れてくると、必要の無いところでも連携をしようとしてしまいます。
よくあるのは不動1発で倒せるのに花車でトスを出してしまい無駄に2発WSを撃ってしまう…などですね。

侍に限らず、殆どの前衛アタッカーがソロ連携可能になっている今、同じ雑魚を一緒に殴るのは非効率的です。
これを避けるため、他の前衛と殴る向きを変える事でオートターゲットの対象を変更(視界に依存している)し、同じ敵を殴る状況を減らすといった手法も存在します。


侍は楽しい


長々書いて来ましたが、この全ては「連携で削る」唯その一点にのみ注力した結果です。
一見シンプルに見えるこの特徴が、FF11特有の戦闘システムにより研磨され、様々な立ち回りを意味あるものに昇華する、その様は一種の芸術めいた魅力すら感じます。
端的に言うなら、侍は楽しい!
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コメント

井出

強力過ぎるが故に防御面の不安さが残るので、星眼・心眼も使うべき所ではしっかり使っていきたいですね
HPmaxアップが侍には無いので崩れだしたら落ちやすい(戦とのHP差は600程)、装備的に魔回避は積めてもダメージカットが積みにくい、等等
立ち回りにはそれなりに工夫が必要で、ただゴリ押ししてたのでは反撃をくらって衰弱ペナルティを喰らうだけに・・・
個人的にはWSにシェレピアスを仕込んで、ジュースを要所で飲んだりしておりますw(これが結構効果高かったりするんですよね)

井出

↑戦とのHP差は諸々装備含め600程、になります

-

自分がよくソロジョブポで使ってた連携が童子切安綱で
風蝶⇒陣風⇒照破⇒照破⇒花車⇒不動or照破 です

かなり限定的な使い方でジョブポ以外ほぼ使ったことないですが

りがみり

Re: タイトルなし
> 個人的にはWSにシェレピアスを仕込んで、ジュースを要所で飲んだりしておりますw(これが結構効果高かったりするんですよね)

アタッカーがジュース絞る時代。



> 風蝶⇒陣風⇒照破⇒照破⇒花車⇒不動or照破 です

鳳蝶の防御ダウンから連携に繋げるのも面白いですね。
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