一年は本当にあっという間ですね。お正月を祝ったのがつい最近の事のようですが、今年も大詰めとなりました。
いろいろあった2020年の FINAL FANTASY XI を月別に振り返っていきたいと思います。

1月

サーバー周りの強化やインストーラーの改修などが終わり、20周年へ向け歩みだした2020年の始まり。
開発者の新年の挨拶にも今年はやるぞ!という気概が感じられ、18周年を迎えるFF11がここに来て益々の発展を遂げるのではないかと期待に胸を膨らませた月でした。
バージョンアップではドメインベージョンの調整や獣使いのジョブ調整などが行われ、フォーラムでは獣使いの共闘について議論が交わされていましたね。
アンバスケードは1章がアンティカ族、2章がスライム族。
この月に反響の大きかった記事はこちら。
2月

ナイトと獣使いのジョブ調整、召喚獣セイレーンの実装、ドメインベージョンに上位NM Mireu の追加が行われた月。
セイレーンは単純に強いだけでなく、新たな戦術も創出してくれる優秀な召喚獣。習得クエストも丁寧に作られていて好評でした。
ナイトと獣使いにも大きな調整が入ったものの、ジョブの評価が上がる事は無かったようです。
人口の多いサーバーでは Mireu に多数のプレイヤーが集まった影響でモンスターが表示されずコンテンツそのものが機能しない状態に。これを受け早い段階で調整告知が出される事態となりました。
アンバスケード1章はソウルフレア族、2章はクアール族。
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3月

新バトルコンテンツのオデシー実装、フェイスにモンブロー追加、などが行われた月。
オデシーは実装直後からソロを想定した施策が盛り込まれたコンテンツでした。私が知る限りこれは初の試みだったと思います。結果としてソロで遊ぶプレイヤーが多数となり、PTで遊ぶのは少数派に。これはPTで挑む意味が薄い、或いはPTとソロで結果に大差がない場合、PTで遊べる新コンテンツであっても事実上のソロコンテンツ化する事を実証したと言えるのではないでしょうか。
モンブローはFFシリーズの薬士をモチーフにした優秀な回復フェイス。私の殆どのフェイスマクロにはモンブローが入っています。後ろに回り込むとアビリティのかばうを使用する医者らしい(らしからぬ?)面白い一面も。
アンバスケード1章はヴェルク族、2章はトゥルフェイア族。
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4月

新型コロナウイルスの全国拡大を受けて出された緊急事態宣言。その影響によりFF11のバージョンアップも規模を縮小、デイ―ド報酬の追加とモンブローの調整のみとなりました。
ディード報酬にはメリットポイントウェポンスキルの上限を上げるアイテム(だいじなもの)が追加され、キャラクターの成長要素にコンテンツの報酬が関与する初の例となりました。
アンバスケード1章はオーク族、2章はトレント族。
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5月

引き続き緊急事態宣言の影響を受け、アンバスケードのポイントリセットとマンスリー目標の差し替えのみが行われた月。
本来であれば18周年を盛大に祝うこの時期に、ここ数年で最も内容の薄いバージョンアップになってしまった事は、プレイヤーはもちろん開発の方々も非常に残念だったと思います。
しかしその一方で、巣ごもり需要にハマったのかヴァナの人口が増加するという現象も起こりました。昨年行ったインストーラー等の足回り強化がこの現象を後押ししたであろう事は想像に難くありません。
アンバスケードは4月に引き続き1章がオーク族、2章がトレント族。
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6月

エミネンス/ユニティポイントの交換に週上限が設定された月。
長らく問題視されていた業者によるポイント金策に対策がとられた形です。これによって一般プレイヤーも確実で簡単な金策を失う事となり、以降のヴァナ経済はデフレへと向かっていきます。
1月遅れで実装された18周年記念イベント「マン★ドラ」は大人気。ボードゲームマンカラを模したミニゲームで、面白く報酬も魅力的だったことから連日このイベントに興じるプレイヤーが多数いました。
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7月

オデシーに新エリア「シェオルB」追加、ナイトのジョブ調整、などが行われた月。
シェオルB追加に伴って行われたウォンテッド装備の打ち直し品には、数多くの魅力的な性能が並んでいました。それによってオデシー産の強化素材が高騰しソロコンテンツ化が決定的に。
ジョブ調整によって今回もナイトは大きな強化を得ましたが、盾ジョブとして選ばれない状況は変わらず。その最たる要因は高性能盾ジョブ魔導剣士の存在にあります。後のインタビューでプロデューサーもこれを認めたものの、ナイトのタゲ取り能力を魔導剣士並みにする予定はないとの発言により、それまでフォーラムで多数見られたナイト改善案も出されなくなりました。
アンバスケード1章はキキルン族、2章はスパイダー族。
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8月

新シナリオ「蝕世のエンブリオ」開始、アンバスケード1章に新作追加、獣使いのジョブ調整、などが行われた月。
いよいよ新シナリオの開始!3ヶ月を1クールとして全5回構成を取り、20周年を迎えるその日に向けて物語は進行していきます。現在最も力を入れている開発項目でありその展開が楽しみです。
獣使いには共闘を前提とした特性やペットを追加。これにより一部で共闘戦術の模索が行われていますが、その戦術が一線で採用される状態にはまだなっていないようです。
アンバスケード1章は新マムージャ族、2章はラフレシア族。
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9月

蝕世のエンブリオにストーリー追加、オデシーに新エリア「シェオルC」追加、などが行われた月。
エンブリオは獣人にスポットを当てた物語。彼らはこの新シナリオで獣人に対する認識を変え新たなアイドルを生み出し、FF11の歴史にその足跡を残す事になるでしょう。
シェオルCで追加されたウォンテッド装備の打ち直し品はB程のインパクトがなく少し残念な印象を口にするプレイヤーが多く見られました。個人的にはロースバルブータ+1の打ち直し性能を見て、ナイト低迷は今後も続くであろう事を覚悟した月でもあります。
アンバスケード1章はクゥダフ族、2章はマタマタ族。
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10月

アンバスケード差し替え、マンスリー目標差し替えのみが行われた月。
開発内容の質を上げるために設けられた中日ならぬ中月。
バージョンアップは寂しいものでしたが、ハロウィンイベントのBGMが新曲になり好評を博していました。
アンバスケード1章はトロール族、2章はシャドウ族(ハロウィン仕様)。
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11月

蝕世のエンブリオにストーリー追加、新チャットチャンネル「アシストチャンネル」の実装、オデシーにポイント制追加、などが行われた月。
エンブリオは第二回に突入。舞台をバストゥークからウィンダスに移し、冒険者と獣人の物語が紡がれていきます。
アシストチャンネルは新規者と復帰者を対象としたチャットチャンネル。使用には制限がある他、ある種の覚悟のようなものも必要になってくるため、この実装直後から12月の末に至るまで利用は殆ど見られない状態です。
アンバスケード1章はマムージャ族、2章はボム族。
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12月

蝕世のエンブリオにストーリー追加、フェイスに期間限定で「マツイP」追加、などが行われた月。
今回のエンブリオを進めるとトレジャーハンター効果の付いた装備品が手に入る!?
マツイPはその性能を公募して調整された期間限定のフェイス。レベル3連携のトスや各種弱体、蝉と身替による高い生存能力を持併せ持っており、強敵との戦いでその真価を発揮してくれます。
アンバスケード1章はクトゥルブ族、2章はハートウィング族。
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今年はなんと言ってもコロナ禍の影響が大きかったと思います。
プレイヤーの方々も開発の方々も今まで想像もしていなかった苦難が降りかかった年ではないでしょうか。来年は良い方向へ向かう事を願わずにはいられません。
今はウェルカムバックキャンペーン中。一緒に Stay ヴァナ・ディールでこの年末年始を乗り切りましょう!
最後になりましたが、今回が2020年最後のブログ更新となります。
今年もブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございました。
更新を続けられるのは皆さんのおかげであり、今や私の生きがいそのものとなっています。本当に感謝しかありません。
次の更新は2021年1月3日頃を予定しております。
来年もブログ、配信共々よろしくお願い致します。
それでは、みなさん良いお年をお迎えください。
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コメント
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モンブローだけは大きな変化でした。 ログインボーナス貰える人だけですが、
まさか大回復を犠牲にする代わりに状態異常回復特化のフェイスを追加するとは ヤグルジュ白魔もびっくり しかもMP使わないからHP回復補助もそこそこ
あとゴブリンの横に置いてる黒い剣 ください
2020/12/31 URL 編集
りがみり
2021/01/02 URL 編集