マンスリー目標のポイント、ディードを720貯めるとで貰える「武神流秘伝書:秘訣乃章」。
これを獲得するとメリットポイントのウェポンスキル項目上限が5上昇します。この新しい試みはFFXIの新たな成長要素として拡充していくのでしょうか?

RPGにおける成長のセオリー
RPG(ロールプレイングゲーム)は、戦闘を繰り返し経験値を貯めレベルアップして強くなっていきます。
ジョブチェンジなどで成長の方向性を選択したり、同時に異なるポイント稼いで別途成長要素を組み込んだりする事もありますが、基本は単純作業でポイントを稼ぎ強くなっていく事です。
これは「成長する」という概念を数値化した事で必然的に起こった結果であり、私が知る限りダンジョン&ドラゴンズ(通称D&D)から約50年の長きに渡って脈々と受け継がれてきたセオリーだと思います。
セオリーから抜け出し始めた成長の形
昭和の時代のRPGは意図的に経験値稼ぎを繰り返しレベルアップをしてから先へ進むのが常でした。ところが平成に入る前あたりから段々と進行上必要な戦闘をしているだけで必要レベルを満たせるようになり、近年では単純戦闘の繰り返しによるレベルアップを廃止、または形だけ残したようなものが多数登場するようになりました。
これはどちらが良い悪いの問題では無く、世の中に多くのゲームが登場した事で個性を出そうとしたり、経験値稼ぎを煩わしいと考える人の取り込みを画策した結果であり、言葉を変えるなら時代の流れとも言えるでしょう。
FFXIは経験値を稼ぎレベルアップしていく昔からのセオリーに則ったゲームです。
しかし最近はコンテンツに挑み高性能の装備品を手に入れる事で強くなる仕組みが導入されています。一方で新たな経験値とも言えるキャパシティポイントによる成長要素も追加されており、今後ジョブ別の新たな成長要素が追加される可能性も示唆されています。FFXIは古い仕組みをベースにしながらも、新しい仕組みで時代の流れを取り込もうとしたハイブリッド型の成長要素を採用していると言えそうですね。
装備品を手に入れるにはコンテンツのポイントを稼ぐ必要があり、経験値を別の形に変えただけとも言えそうですが、該当コンテンツに挑まなければならないという点が異なり、コンテンツ毎に異なる仕組みやギミックへの対応には知識や経験がレベル上げ以上に必要という点もまた異なってきます。
今回、メリットポイントの項目上限を引き上げるアイテムがコンテンツのポイントで入手可能になったわけですが、これは「コンテンツによるキャラクターの直接的成長」を意味しており、今後拡充されていけばレベル(メリットポイント、ジョブポイント、ギフト含む)と装備に次ぐ新たな成長要素としてFFXIに定着する可能性もありそうです。
FFXIに馴染むか?
FFXIの特徴として昔ながらの成長の仕組みが残っている点があり、そこに魅力を感じて遊んでいる人は多いと思います。
しかしそれだけではゲームそのものが先細りするだけなので、ソロでも簡単にレベル上げできる仕組みを導入したり、ポロリと手に入る装備一つで劇的に強くなるといった取り組みも行われています。
今回「コンテンツによるキャラクターの直接的成長」が登場したわけですが、これが拡充していけばFFXIはまた新たな成長要素を獲得する事となります。この取り組みは果たしてFFXIに馴染むのでしょうか?
個人的には、この新たな成長の仕組みを歓迎しています。長時間ずっとゲームに張り付いてキャラクター育成するような時代ではないでしょうし、年齢的にもいろいろと厳しいですからねw
しかしこれはゲームです。どんな形にせよそこには面白さが必要でしょう。
これまで同様、楽しいコンテンツを作り続けてくれることを期待しています。
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コメント
M
実際のとこ成長要素というよりは利便性の向上程度のものですし
なので課金継続に繋がるなにかでまた入れてくることあるかもしれませんね
2020/09/22 URL 編集
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2020/09/23 URL 編集
りがみり
昔ながらでも今風でも、これは変わらないでしょうね。
> 戦士の格闘スキルを引き上げて四神円舞が使えれば 斬・突・打格闘で使い分けられるかも
アタッカージョブの多い人ほどウェポンスキル上限引き上げは嬉しいでしょうね。
2020/09/23 URL 編集
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単なる長期課金に対するおまけですね
2020/09/23 URL 編集
りがみり
時間があるときにでも、記事をじっくり読んでいただければ幸いです。
2020/09/24 URL 編集