盾に必要な要素は、カット、敵対心、ＨＰ、各種アビリティ魔法の着替えと多岐に渡りますね。
それらを必要に応じて上げ下げしていくわけですが、そこには盾ジョブならではの事情を加味する必要があると私は考えています。







平均被ダメは小さいが戦闘不能になり得るＡと、平均被ダメは大きいが戦闘不能になり得ないＢ。
共にタゲ維持出来ているとした場合、盾適性はBの方が高いと私は判断します。

極端な言い方をすれば、タゲを維持し戦闘不能にならなければ盾の役割はほぼ達成できる訳です。
もちろんそこから更にプラスを積み重ね安定性を高める意味はあります。しかしその代償として戦闘不能のリスクも瞬間的にであれ高めているのであれば考えなければなりません。



ダイバージェンスで石像を何体も抱えて盾をやっていると、なぜそんなに硬いのか？と言われる事がたまにあります。システム上のカット上限は同じですから私が特別硬いという事はありません。差が有るとすれば、着替え時のカット。
他の方の様子を見ていると、多くの敵を抱えた状態でなんらかの行動を取ろうとして戦闘不能になっているように見受けられます。おそらく一瞬の着替えだから問題無いだろうとの判断で、犠牲を払った特化着替えをしているのではないでしょうか。

他を犠牲にした特化着替えをしていると、多くの敵を抱えたり強力な一撃を受ける状況では常に爆弾を抱えて戦っているような状態に陥ります。そしてこれを何度か経験すると、必要な行動を取りたいときに取れなくなったり、入念な強化手間で攻略の冗長化を招くことがあります。
これらを回避するには着替えによるマイナス面も考慮しなくてはなりません。先に挙げた通り戦闘不能にならずタゲを維持出来れば役割は果たせる訳ですから、マイナス面を考慮する余地はあるはずです。

単純な例としては、ファランクス＋１のためにカットが数％も低下するような選択はせず、１～２％低下まで抑えられるなら選択すると言った感じですね。※実際には他装備との兼ね合いも出てきます。
それによって数値上は中途半端な装備になってしまう事もありますが、動き易さや事故軽減に繋がっているのであれば効果的な選択だと思います。

最もＨＰカットが低くなる着替え＝そのジョブが戦闘不能にならないラインであり、盾としての機能を発揮出来るラインと言ってもいいでしょう。
プラス面だけでなくマイナス面も考慮してバランスを取ると、盾の対応力と全体の利益向上に繋がるというのが私の考え方です。