この時期どこもかしこも平成を振り返っていますね。
これは乗るしかない!という事で、平成と共に歩んできたFFXIを年代別に振り返ってみようと思います。

- 2002年(平成14年)
2001年12月17日から開始されていたクローズドβが終了し、5月16日に正式サービス開始。11月にPC版サービス開始。
この段階での構想はジラート完結の2~3年計画、シナリオもプロマシア相当部分までしか練られていませんでした。
詳しい時期は明言されていませんが、日本の全トラフィックの8割をFFXIだけで消費していたと言いますから史上類を見ない規格外のゲームだった事が伺えます。
- 2003年(平成15年)
4月に初の追加ディスク「ジラートの幻影」発売。忍者、侍、竜騎士、召喚士追加。
BOT寝釣りをはじめとした不正行為によるMMOならではの問題が表面化。
12月にはレベルキャップが75になり、この後6年以上続く75キャップ時代が始まる。
- 2004年(平成16年)
デュナミス実装。開発者からゲームクリア後の裏面要素だと説明され、実装直後から裏と呼ばれる。シャポー気絶。
北米と欧州でサービス開始。
メリットポイント導入。
9月「プロマシアの呪縛」発売。ミッション(メインシナリオ進行)の難易度が高く、物議を醸す。
ユーザー数55万人に。当時のMMOとしては史上最大規模とされる。
- 2005年(平成17年)
フェロー導入。フェイスのご先祖様。
釣りの仕様変更。所謂アクション釣り化。
新裏、リンバスの実装。
レリックウェポン追加。この時期はまだ雲の上の武器。
人気サーバーの人口が多くなり(最大で同時接続5000人超を記憶しています)、移転希望者を募る。
プロマシアミッションが完結し、次の拡張ディスク予定が告知される。
- 2006年(平成18年)
4月「アトルガンの秘宝」発売。青魔道士、コルセア、からくり士追加。
ビシージ、アサルト、サルベージ実装。初の集団戦コンテンツとなったビシージはいろんな意味で盛り上がる。
XBOX360版サービス開始。
クラーケンクラブ等の人気レアアイテムを、BF産出方法へ切り替え始める。
- 2007年(平成19年)
アトルガンミッション完結。
パンクラティオン、エインヘリヤル実装。
11月「アルタナの神兵」発売。学者、踊り子追加。
カンパニエ実装。
- 2008年(平成20年)
カンパニエの調整続く。
花鳥風月実装。
ミシックウェポン追加。3世代かけて完成する計算に驚愕と笑い。後にアレキサンドライトの産出量増で相対的に緩和。
ミシックウェポンスキルの修得化。
レベルシンク導入。
FOV、MMM実装。
猫足立ちのアイコンが肉球に。
- 2009年(平成21年)
カンパニエの調整続く。
マイバッグが現在の最大値80へ到達。
追加シナリオ「石の見る夢」「戦慄!モグ祭りの夜」「シャントット帝国の陰謀」発売。
錬成の実装。
- 2010年(平成22年)
一部サーバー統合。
メイジャンの試練、WOE実装。
プロマシアレベル制限撤廃。この後も段階的に緩和されていく。
アルタナミッション完結。
アドオンシリーズ「禁断の地アビセア」「アビセアの死闘」「アビセアの覇者」発売。お祭り状態。
エンピリアンウェポン追加。最強武器群の一種でありながら比較的作り易く、後にレリックミシックも相当に緩和され、最強武器群が多くの人の手に渡るようになる。
段階的にレベルキャップ90まで解放。
- 2011年(平成23年)
既存のミッションやコンテンツに対して本格的緩和始まる。
東日本大震災の影響を受け、3月13日から20日まで全サーバーが停止する。
ヴォイドウォッチ、GOV、ゴブリンの不思議箱実装。
段階的にレベルキャップ99まで解放。
- 2012年(平成24年)
ナイズル島未開領域踏査指令、レギオン、新リンバス、新エインヘリヤル、ミーブル・バローズ、新サルベージ実装。
PCの衝突判定緩和。
- 2013年(平成25年)
3月「アドゥリンの魔境」発売。風水士、魔導剣士追加。PS2史上最後のソフトとなる(PS2の公式サービスは既に終了)。
ワークスコール、レイヴ、メナスインスペクター、スカーム、モンストロス・プレッジ、上位ミッションBF実装。
ログインキャンペーン開始。
装備品にIL制導入。全ての装備が過去の物となるが、後にRMEやAFといった重要装備もIL化される。
エミネンス・レコード、フェイスの導入。フェイスによってソロでも遊べる化が進む。
- 2014年(平成26年)
釣りの仕様変更。
種族間のステータス差緩和。タルタルは赤芋に怯えなくなる。
ウェポンスキル強化。
エルゴンウェポン追加。
モンスター飼育、アルビオン・スカーム実装。
コンテンツガイド、ユニティ・コンコード、ジョブポイント、ギフト導入。
アドゥリンミッション完結。
- 2015年(平成27年)
リンクシェル2個同時装備可。
マジックバースト強化。
敵対心関連の調整。
追加シナリオ「ヴァナ・ディールの星唄」追加。エスカエリアや星唄の煌めき実装。
ベガリーインスペクター、ギアスフェット、ドメインベージョン、シニスターレイン実装。
メリットポイント、ジョブポイントの各項目上限引き上げ。
装備品下取りリクレームマークの導入。
アドゥリンダンジョンエリアに「Apex」系モンスター配置。
イオニックウェポン追加。
メジャーバージョンアップ終了。以降はメンテナンスを中心としたマイナーバージョンアップのみになる(予定だった)。
- 2016年(平成28年)
3月、PS2版XBOX版サービス終了。PC版のみサービス継続。
RMEAの更なる強化方法追加。
食事効果のヘルプテキスト追加開始。
移動手段としてマウント導入。
アンバスケード、マスタートライアル、オーメン実装。
- 2017年(平成29年)
エスカッション追加。
15周年エミネンス・レコード追加。
アンバスケード、エスカッション関連の追加と調整が続く。
ウェポンスキルのヘルプテキストに連携属性表示。
デュナミス~ダイバージェンス~実装。
- 2018年(平成30年)
アンバスケード、デュナミス~ダイバージェンス~関連の追加と調整続く。
フェイス強化。
A.M.A.N. トローブ実装。
毎月のジョブ調整開始。
RMEAにオーグメント付与。
アンバスケード武器追加。
- 2019年(平成31年、令和元年)
20周年(2022年)までのサービス継続決定。
全てを書き連ねると凄いことになるので、影響が大きかったであろう出来事だけをピックアップしています。
17年目からは令和時代に突入です。
FFXIタイプのMMOは珍しい存在となりつつあり、令和時代には(今もですがw)旧時代のゲームとして扱われる事になるでしょう。
どんなに良いゲームもデバイスの変化といった大きな時代の流れには逆らえません。しかしそれでも、平成の時代を生き続けたこのゲームが令和時代も生き抜き、「FFXI未だ此処に在り!」の輝きを示し続けて欲しいと願っています。
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コメント
井出
影響が大きかった事なんかーい!
と、ちょっとツッコミそうだったけど、アイコンも色々変化ありましたよね
昔の空蝉とか敵の攻撃モーション見てモニターの前でブツブツと1枚・・・2枚・・・とか数えてた記憶がw
覚えてない事も沢山あったり、この時期にこれ?みたいな驚きもあり、懐かしさと共にFF11のこれからに期待ですねー
2019/05/01 URL 編集
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被災者としては、その後サービス復帰した時に以前と変わらぬ世界がそこにあったことに、多少なりとも心救われたものです。
2019/05/02 URL 編集
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「頑張って下さい」って叫んでたのが今でも鮮烈に覚えてます
2019/05/02 URL 編集
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「頑張って下さい」って叫んでたのが今でも鮮烈に覚えてます
2019/05/02 URL 編集
りがみり
大事な事です。うん。
> 被災者としては、その後サービス復帰した時に以前と変わらぬ世界がそこにあったことに、多少なりとも心救われたものです。
確かに大きな出来事でしたね。本文中にも書き加えておきました。
国のあらゆる物事が停滞する様を目の当たりにして、皆何かしら感じていたと思います。
> 「頑張って下さい」って叫んでたのが今でも鮮烈に覚えてます
国外勢の励ましの声、私の居るサーバーでも聞こえました。
今、世界的な自国最優先主義化を見ていると、対比的に当時の事が思い出されます。
2019/05/02 URL 編集